こんにちは。
11月というのに、分厚いコートの出番がなかなかやってきませんね。
韓国はすっかり寒い日が続いているのだろうか?と思わせる案内が大学から来ました。
日本でも最近フードバンクという言葉をようやく色々なところで聞くようになってきたけれど、それよりもっと前から行われているであろう、寒い寒い冬を迎える前に行われる練炭を運ぶ奉仕活動のお知らせでした。
韓国のボランティア活動
韓国では、就職に奉仕活動を行ったかの有無を問われることもあり、高校生や大学生が奉仕活動を行うことはよくあるようです。今回のお知らせにも活動を行ったことによる奉仕時間の登録や活動確認書の発給を受けることができる旨の記載もありました。
個人奉仕活動確認書
奉仕活動を行った日にちや時間、何時間行いどんな活動をしたかを記入できるようになっています。
どこでボランティア活動するの?
案内には、どこで行うのかなどの記載もあったのですが、江南区にある九龍地区というところでした。
Googleマップのピンがある場所が九龍地区のあたりです。
江南区と聞くとソウル市内の中でも高級住宅街と呼ばれる地域に位置し、煌びやかでお金持ちがたくさん住んでいて、受験戦争や塾戦争が激しいところといったイメージ。
しかしこの九龍地区だけを調べてみると、韓国の巨大スラム街、貧困地区という言葉が出てきます。この地区、「巨大スラム街」「貧困地区」という単語と合わせて「再開発」という単語出てくるのですが、開発が進んでいるというニュースをあまり見ることができないことから開発という言葉だけをちらつかせている状態なのかなとも思います。いつの日かタワーマンションが建つ地域に変わっているのかもしれませんね。
↓こちらの記事は、九龍地区のものではありませんが、活動内容は同じです。
ただ今現状は、ボランティアをしてもらわないといけない程、貧しい状況であることには変わらず、韓国の寒さをしのぐための練炭が必要という事のようです。