こんにちは。
私自身、卒業までまだまだ先ではあるものの、時々確認しておきたいのが
主専攻・複数専攻・副専攻制度。
韓国の大学だから!というわけではないけど、日本の制度とはちょっと違うので何をいつどういった形で行うのかまとめてみました。
複数専攻・副専攻とは?
韓国では、複数専攻や副専攻は結構当たり前で、主専攻の他に何かを専攻している人は当たり前にいる気がします。
複数専攻とは?
主専攻以外に複数の異なる専攻分野の単位取得し、卒業時に主専攻と合わせて学位を取得する制度
海外ではダブルメジャーと呼ばれたり、日本だと二重専攻と呼ばれたりしているようで、日本の大学でも少しずつ増えてきているように思います。
副専攻とは?
学位取得ができるのは主専攻のみだが、他学部の履修をすることが可能な制度
日本の大学でも副専攻制度はあるようで多くの大学で取り入れられているようです。
大学によっても違う基準や申請方法
単に主専攻、複数専攻、副専攻といっても大学によって、申請方法や基準は異なります。
他専攻の講義を受講するのは可能だが、韓国語学科のように他学科の学生は受講できません。としているものも中にはあります。
主専攻・複数専攻・副専攻の基準
区分 | 単一専攻 | 複数専攻 | 副専攻 |
---|---|---|---|
主専攻 | |||
第二専攻 | |||
副専攻 | |||
教養必須 | |||
教養選択 | |||
総取得単位 |
※入学時に利用する選考方法によって教養必須が免除になる場合もあります。
主専攻
主専攻単一で卒業する場合は、主専攻科目を45単位以上と教養必須、教養選択の必要単位を合わせて140単位以上取得すると卒業時に主専攻学部の学位を取得することができます。
複数専攻
複数専攻は主専攻は45単位で単一専攻と同じものの、第二専攻として36単位以上、教養必須、教養選択合わせて140単位で卒業時に主専攻学部と第二専攻学部の2つの学位を取得することができます。
副専攻
副専攻の場合は、主専攻45単位+副専攻21単位と教養必須、教養選択合わせて140単位で卒業となるものの卒業時には主専攻の学位のみ取得することになります。
またキョンヒサイバー大学の場合、複数専攻・副専攻の取得ができるかは上のグラフの単位数と在籍時の成績によって決まります。
成績というのが累積平均と呼ばれるもので累積平均が2.7以上ないと複数専攻・副専攻での卒業が認められない(というより申請書を提出できない)ので注意が必要です。
累積平均とは?
成績はABC(A+やA-)で出るのに累計平均って何?となるのですが、それぞれ、点数がつけられていて、その数字を平均化するものです。
成績 | 評点 |
---|---|
A⁺ | 4.3 |
A | 4.0 |
A⁻ | 3.7 |
B⁺ | 3.3 |
B | 3.0 |
B⁻ | 2.7 |
C⁺ | 2.3 |
C | 2.0 |
C⁻ | 1.7 |
D⁺ | 1.3 |
D | 1.0 |
D⁻ | 0.7 |
F | 0.0 |
それぞれの成績の評点を科目数(PorFの場合は除く)で割った時に出る点数です。
※Fの場合でも、科目数に含まれます。
その他の成績
A+で出る成績の他にP(PASS)orF(FAIL)の2択の成績もありますが、こちらは累計平均に加算されない科目になります。
これを2年間もしくは4年間の累計平均が2.7以上必要という事になります。
何かのミスで成績が悪かった期があっても他の期で頑張れば巻き返すことはできるものの、3年の後半や4年時にギリギリだと成績云々よりも卒業に関わってしまうので、日頃からこつこつと勉強することが必要ということになるのです。